・仕事が続かないと悩んでいる方に知ってほしい働き方・考え方
・正社員で働く以外の働き方
目次
アルバイトも含めて10個の職場を経験してきた私
私はアラサーですが、これまでに10個ほどの仕事を経験してきました。
正社員もあれば、アルバイトや業務委託もあります。
昔から「仕事が続かない自分」に悩み、自分は社会不適合者なのでは?と感じることもありました。
HSS型HSPという特性と、終わらない自己否定
私には「HSS型HSP」という特性があります。
好奇心旺盛で刺激を求める一方、繊細でストレスを抱えやすい。
一つのことに集中しても、しばらくすると別のことに興味が移ってしまい、続けるのが難しい――
そんな性格ゆえに、転職を繰り返し「自分はダメだ」と感じることも多かったです。
そんな私を救ってくれた言葉「マルチポテンシャライト」
ある日出会ったのが、「マルチポテンシャライト」という言葉。
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マルチポテンシャライトとは?
「さまざまなことに興味をもち、多くの分野をクリエイティブに探究する人」
この言葉を知ったとき、「ああ、これが私かも」と感じました。
仕事が続かないのではなく、多くのことにワクワクする気質だったんだと気づけたのです。
参考本*マルチ・ポテンシャライト好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法
マルチポテンシャライトの3つの強み
① 有意義さと多様性を大切にする
自分の行動に「意味」を求める性質があり、
常識に縛られず「これって本当に必要?」と問い直せる力があります。
結果、独自の価値観で多様性を受け入れられるのも強みです。
② 経験を組み合わせてアイデアを生み出す
さまざまなジャンルに触れてきたからこそ、
点と点をつなげて新しい発想を生むことが得意です。
“引き出しが多い人”とも言えるかもしれません。
③ 学習が早く、環境適応力が高い
初心者として何度もスタートした経験があるため、
新しいことへの適応や学びがスムーズ。
変化の激しい時代においては、大きな武器です。
現代は「好きなことを次々と仕事にする時代」
現代は「正解を出す力」よりも「意味を見出す力」が求められる時代です。
ひとつの会社に長く勤め続けることが美徳だった時代は終わりつつあり、
変化を楽しみ、自分の感性を信じて動ける人が強くなる。
そんな時代だからこそ、マルチポテンシャライトの力は活かされます。
マルチポテンシャライトに合う働き方とは?
『好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』という本では、4つの働き方スタイルが紹介されています。
アプローチ名 | 特徴 |
---|---|
① グループハグ型 | 1つの職場で複数の役割を担う |
② スラッシュ型 | 複数の仕事を掛け持ちする(パラレルキャリア) |
③ アインシュタイン型 | 生活費は1つの職場で稼ぎ、プライベートでやりたいことに注力 |
④ フェニックス型 | ある職場で一定期間働いた後、新たな仕事に転身する |
私が選んだのは「スラッシュ型」
私が実際にやっているのは、② スラッシュ型の働き方です。
- 複数の仕事を同時に持つ
- パートやフリーランス、業務委託などを組み合わせる
- 興味が変われば仕事も変えてOK
ひとつのことに縛られず、気分や興味に応じて柔軟に動けるのが魅力です。
仕事が変わっても「他にあるから大丈夫」と思える安心感もあります。
自分に合った生き方を見つけるには?
マルチポテンシャライトにとって、
「これが正解!」という働き方をすぐに見つけるのは難しいかもしれません。
でも、それでいいんです。
大切なのは「何がダメか」ではなく、
「何なら少し楽か」「少し楽しいか」を探すこと。
まとめ|社会不適合ではなく“多様な才能を持つ人”
仕事が続かない。すぐに飽きてしまう。
そんな自分を責めてきた過去の私に、今ならこう伝えたい。
それは「向いてなかった」だけ。
あなたはきっと、マルチポテンシャライトなだけだった。
自分の特性を知り、無理にひとつに絞らず、
いくつもの「好き」を重ねて生きていく。
そんな生き方があっても、いいんじゃないでしょうか。
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