・業務委託のメリット・デメリット
・業務委託の生存戦略
目次
カメラマンとして「業務委託」で働いています
私は現在、カメラマンとして会社と業務委託契約を結び、撮影の仕事をしています。
いわゆる「会社員」ではなく、仕事ごとに契約・報酬を受け取るスタイルです。
実際に業務委託で働いてみて感じた、リアルなメリットと注意点を体験談ベースでまとめてみました。
業務委託のメリット5つ
① 人間関係のストレスが少ない
基本的に一人での作業が多いため、煩わしい人間関係がほとんどありません。
チーム内の調整や社内の空気を読む必要もなく、気楽です。
② 経費計上で節税ができる
カメラ機材やバッテリー、SDカードなどの消耗品、移動の交通費など、
業務に関係する支出はすべて経費にできます。
確定申告での節税にもつながります。
③ スケジュールの自由度が高い
業務委託は「何時間働くか」ではなく「成果を出すか」で報酬が決まるため、
自分でスケジュールを自由に管理できます。
④ 自分次第で会社員以上に稼げる
スキルや案件によっては、会社員の給与以上に収入を得ることも可能です。
単価交渉や案件の選択もできるので、収入をコントロールしやすいのも魅力。
⑤ 仕事を選べる
「やりたくない案件は断る」という選択肢があるのも業務委託の良さ。
自分のスタイルに合った働き方が実現できます。
業務委託のデメリット・リスク
① すべて自己責任
失敗しても、ミスをカバーしてくれる上司はいません。
スケジュール管理、品質管理、クライアント対応――すべて自分で行う必要があります。
② 確定申告が必須
売上の管理・経費の記録・帳簿づけ・確定申告…正直、最初は大変です。
会計ソフトを使うなど、少しずつ慣れていく必要があります。
③ 収入が不安定になりやすい
契約が切れれば即ゼロ収入になる可能性も。
1社に依存しすぎず、リスク分散が必須です。
私の収入とお金の管理方法
私は、業務委託の仕事とアルバイトを組み合わせて収入源を分散しています。
- 業務委託の売上は確定申告し、経費計上で節税
- アルバイト収入は源泉徴収で安定感あり
フリーランス1本に絞らず、収入を2本以上に分けておくことで、心理的にも安定します。
スキルアップは“義務”ではなく“生存戦略”
業務委託では「会社が育ててくれる」ことはありません。
クライアントが求める水準を満たさなければ、次の仕事はありません。
だからこそ、技術のアップデート・機材の勉強・トレンドの把握は常に必要。
でもそれが逆に、スキルが収入に直結する実感にもつながり、やりがいにもなっています。
「もしも」の備えが、自由を支える
業務委託で働くうえで、特に大切なのが“守りの戦略”です。
- 複数の仕事を持つ(パラレルキャリア)
- 生活費をできるだけ下げる
- 契約が切れても困らないよう、余剰資金を蓄える
- 常に「次の一手」を考えておく
「自由=不安定」ではなく、準備しているからこそ自由に働けると感じています。
将来に向けた戦略:常に“次”を考える
私は今後、カメラマンという職業にとらわれず、他業種・他分野での収入源も視野に入れています。
このブログの運営もその一つです。
そして、私には叶えたい夢があります(ここでは具体的には伏せますが…)。
その夢を実現するためにも、お金の知識やスキルを身につけ、勉強や技術向上に日々取り組んでいます。
業務委託を“単発の稼ぎ”で終わらせるのではなく、
中長期的に、自分の理想のライフスタイルに近づく戦略を描いておくことが何より大切だと感じています。
まとめ|業務委託は「自由と責任」がセットの働き方
業務委託という働き方は、
自由度が高く、やりがいもある一方で、自己管理と戦略性が求められる世界です。
でも、私はこの働き方を選んでよかったと感じています。
誰かに守られるより、自分で自分の働き方を選べる自由を持てることが、何よりの財産です。
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