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大学生のときに取った簿記3級が、今になってめちゃくちゃ役立っている話
私は大学生のときに、何となく「お金の仕組み」に興味があって簿記3級を取得しました。
当時は「なんとなく役に立ちそうだな」くらいの気持ちでしたが、
今、フリーランスとして働いている中でこの知識が本当に助かってます。
両学長も言ってる!フリーランスなら「簿記3級」はマスト
人気YouTuberであり経済系インフルエンサーのリベ大・両学長も、
「フリーランスになるならまずは簿記3級を!」と強くすすめています。
なぜなら、簿記の知識があれば、お金に関する不安がグッと減るからです。
簿記3級で得られる実用スキル
① 帳簿の仕組みが理解できる(青色申告がラクになる)
フリーランスや副業で開業届を出している人の多くは青色申告を選んでいると思います。
その際に必要な帳簿の知識は、簿記3級レベルでカバーできます。
今は会計ソフト(例:freee、マネーフォワードなど)もあるので入力は簡単ですが、
背景の仕組みが分かっていると節税や判断がとてもスムーズです。
例えば「減価償却」の仕組みを知っておくと…
パソコンやカメラなど、高額な備品は一括で経費にできません。
これを複数年にわけて経費にしていくのが「減価償却」です。
項目 | 内容 |
---|---|
購入価格 | 100万円 |
耐用年数 | 5年 |
経費処理 | 年間20万円ずつ経費に計上 |
30万円未満の備品は条件付きで一括経費化も可能!
→ たとえば「今年は他の大きな支出がないから一括で落とそう」など、戦略的な節税ができるようになります。
② 財務諸表の大枠が理解できる(将来の投資にも活きる)
簿記3級を勉強すると、損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)といった財務諸表の構造が理解できるようになります。
これは、自分のビジネスの経営状況を把握するだけでなく、
企業分析や株式投資の判断材料にもなります。
簿記3級でプロの経営者レベルにはなれなくても、
お金の流れを“なんとなく”ではなく“正しく”理解できる感覚が身につきます。
勉強期間・教材・合格体験談
私の場合は、2か月間の勉強で一発合格しました。
使用した教材
・『みんなが欲しかった!簿記の教科書(3級)』
・同シリーズの問題集
勉強の流れ
- 教科書を2回読む → 理解&小問を解く
- 問題集を2周解く
- 予想問題を時間を測って解く
かなり丁寧にやりました。
試験当日は余裕で解き終え、一番に退出したのを今でも覚えています(笑)
簿記3級はコスパ最強の学び
- 青色申告の帳簿がわかるようになる
- 節税の判断ができる
- 会計ソフトを理解して使いこなせる
- 投資・経営判断にも活かせる
しかも独学でOK。テキスト代だけなら数千円の投資で一生使える知識が手に入ります。
まとめ|フリーランスを目指すなら「簿記3級」から始めよう
「なんとなく取った簿記3級」が、
今こうしてフリーランスとして働く中で大きな支えになっています。
フリーで働くって自由な反面、お金の知識がないと“知らないうちに損する”ことが多い。
だからこそ、簿記3級は最初に身につけておくべき教養のひとつ。
迷っている方には、自信を持っておすすめできます!
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