【生成AI】どのツールがオススメ?実際生成した画像・動画を比較レビュー!

AI
こちらの記事で分かること

・画像、動画生成AIツール(Sora、Gemini、Adobe Firefly、Midjourney、KlingAI、のクオリティ比較

2025年現在、AIの進化がすごいですよね。画像・動画生成AIの進化も凄まじいです。

今回は、色々な生成AIツールを使用し、同じプロンプトでテキストから生成した画像・動画を比較しました。

生成AIで画像や動画を作ってみたいけど、どのツールを使えばいいの?という方の参考になれば嬉しいです。

Sora

OpenAIが開発した動画生成AI「Sora」は、テキストや画像、動画を入力することで新たな画像・動画を生成できるツールです。

料金プランと特徴

Soraは、ChatGPTの有料プランであるPlusまたはProに加入することで利用可能です。

プラン名月額料金動画解像度最大動画長月間生成本数同時生成数ウォーターマークその他特徴
ChatGPT Plus$20最大720p最大5秒50本1本あり基本的な動画生成機能を利用可能
ChatGPT Pro$200最大1080p最大20秒500本最大5本なし高度な編集機能や無制限の生成が可能

多様な入力形式:テキスト、画像、動画を入力として使用可能。

高度な編集機能:「Remix」「Re-cut」「Storyboard」「Loop」「Blend」などの編集ツールを搭載。

高速な生成:最長でも1分の待ち時間で動画生成が完了。

直感的なインターフェース:プロンプトの入力と詳細設定を一度に行える。

商用利用可能:生成した動画は商用利用が許可されています。

実際生成してみた画像・動画

画像

プロンプト「スーツを着た男性が都会のビルのなかを笑顔で歩いている」

Soraはこんな感じで2枚出してくれます。

動画

プロンプト「夜の歌舞伎町の街を飛びぬけるFPVショット」

動画も同じく2つ出してくれます。

Gemini

Googleが開発した生成AI「Gemini(ジェミニ)」は、テキスト、画像、音声、動画、コードなど多様な形式の情報を処理できます。

料金プランと特徴
プラン名月額料金(税込)動画解像度最大動画長主な特徴
Gemini(無料版)無料動画×動画×基本的なテキスト生成や画像生成。Googleアカウントがあれば利用可能。
Gemini Advanced2,900円720p8秒高度な推論能力、長文処理、動画生成。

マルチモーダル対応:テキスト、画像、音声、動画、コードなど多様な形式の情報を処理可能。

高度な推論能力:複雑な問題解決や長文の要約に強みを持つ。

Googleサービスとの統合:Gmail、Googleドキュメント、スプレッドシートなどとの連携が可能。

商用利用可能:生成した動画は商用利用が許可されています。

実際生成してみた画像・動画

画像

プロンプト「スーツを着た男性が都会のビルのなかを笑顔で歩いている」

Geminiはチャット形式で生成してくれます。

動画

プロンプト「夜の歌舞伎町の街を飛びぬけるFPVショット」

Geminiは音声も自動で生成してくれました。

Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、Adobeが開発した生成AIツールで、テキストプロンプトから画像や動画、ベクター素材などを生成できます。

Adobe Fireflyの料金プランと特徴
プラン名月額料金(税込)生成クレジット数/月商用利用透かしの有無主な特徴
無料プラン0円25クレジット×あり基本的な画像生成機能を試用可能。生成した画像には透かしが入る。
プレミアムプラン680円100クレジットなし商用利用可能。生成した画像に透かしが入らず、追加クレジットの購入も可能。
Creative Cloud単体プラン1,180円〜最大500クレジットなしPhotoshopやIllustratorなどの単体アプリと連携。生成クレジット数は契約内容により異なる。
Creative Cloudコンプリートプラン7,780円1,000クレジットなし20以上のAdobeアプリと連携可能。生成クレジットが豊富で、プロフェッショナル向け。

多様な生成機能:テキストからの画像生成、生成塗りつぶし、生成拡張、生成再配色、テキスト効果など、多彩な生成機能を提供。

高品質な出力:最大2K解像度の画像生成が可能で、リアルな写真風からアート風まで幅広いスタイルに対応。

商用利用の安心感:Adobe Stockやパブリックドメインのコンテンツを学習データとして使用しており、著作権に配慮された商用利用が可能。

他のAdobe製品との連携:Photoshop、Illustrator、Adobe ExpressなどのCreative Cloudアプリとシームレスに連携。

直感的な操作性:初心者でも使いやすいUIで、簡単に高品質なコンテンツを生成可能。

実際生成してみた画像・動画

画像

プロンプト「スーツを着た男性が都会のビルのなかを笑顔で歩いている」

動画

プロンプト「夜の歌舞伎町の街を飛びぬけるFPVショット」

Midjourney

Midjourney(ミッドジャーニー)は、テキストプロンプトから高品質な画像を生成するAIツールです。

プラン名月額料金(月払い)月額料金(年払い)ステルスモード同時実行ジョブ数商用利用主な特徴
Basic$10$8×3初心者向け。月約200枚の生成が可能。
Standard$30$24×3Relaxモードで無制限生成が可能。
Pro$60$4812ステルスモード対応。高度な利用者向け。
Mega$120$9612大規模プロジェクト向け。Proの2倍のFast GPU時間。

高品質な画像生成:テキストプロンプトから高解像度の画像を生成。

多様なスタイル:幻想的なアートからリアルな描写まで幅広く対応。

ステルスモード:Pro以上のプランで、生成した画像を非公開に設定可能。

商用利用可能:有料プランで生成した画像は商用利用が許可されています。

Discord連携:Discordを通じて操作し、コミュニティとの交流も可能。

実際生成してみた画像

Midjourneyはこんな感じで4枚画像を生成してくれます。

Kling AI

Kling AI(クリングAI)は、中国のKuaishou(快手)社が開発した高性能な動画生成AIツールです。テキストや画像から高品質な動画を生成でき、その精度と完成度の高さが特徴となっています。

プラン名月額料金(税込)月間クレジット数商用利用ウォーターマーク主な特徴
Basic無料166×あり無料で試用可能。生成動画に透かしが入る。
Standard約1,050円660なし初心者向け。短い動画の生成に適しており、透かしなし。
Pro約3,900円3,000なし中級者向け。高解像度動画の生成や高度な編集機能が利用可能。
Premier約9,750円8,000なし上級者向け。大量の動画生成や商用プロジェクトに最適。

テキストから動画生成:入力したテキストプロンプトから、最大10秒の1080p高解像度動画を生成可能。

画像から動画生成:最大4枚の画像を組み合わせて、1つの動画を作成。

リップシンク機能:入力した音声やテキストに合わせて、キャラクターの口の動きを自動生成。

詳細な設定オプション:動画の長さ、アスペクト比、カメラの動き、創造性レベルなどを細かく調整可能。

多言語対応:日本語を含む複数の言語に対応しており、グローバルに利用可能。

実際生成してみた画像・動画

画像

プロンプト「スーツを着た男性が都会のビルのなかを笑顔で歩いている」

サイズや枚数は設定で変更できます。

動画

プロンプト「夜の歌舞伎町の街を飛びぬけるFPVショット」

Ranway

Runwayは、テキストや画像から高品質な動画を生成できるAIツールで、特に最新モデル「Gen-3 Alpha Turbo」により、リアルで滑らかな映像制作が可能となっています。

プラン名月額料金(税込)月間クレジット数主な特徴
Basic無料125クレジット720p出力、ウォーターマークあり、プロジェクト数制限(最大3つ)
Standard約1,800円625クレジット1080p出力、ウォーターマークなし、100GBストレージ、無制限プロジェクト
Pro約4,200円2,250クレジット500GBストレージ、カスタムAIトレーニング可能
Unlimited約11,400円無制限全機能利用可能、無制限の動画生成

Gen-3 Alpha Turbo:最新の動画生成モデルで、従来よりも高速かつ高品質な動画生成が可能。

多様な入力形式:テキスト、画像、動画を入力として使用可能。

詳細な編集機能:背景削除、カラーグレーディング、スローモーション、モーショントラッキングなど多彩な編集機能を搭載。

音声処理:ノイズ除去、無音部分の削除、字幕生成など、音声に関する編集も可能。

クラウドベース:Webブラウザ上で動作し、高性能なPCがなくても利用可能。

実際生成してみた画像・動画

画像

プロンプト「スーツを着た男性が都会のビルのなかを笑顔で歩いている」

動画

プロンプト「夜の歌舞伎町の街を飛びぬけるFPVショット」

まとめ

今回使ってみたツールの中で、個人的にはGeminiが一番使いやすかったと感じました。

Geminは操作がシンプルで、動画には音声も自動でつけてくれるし、プロンプトの意図をちゃんと読み取ってくれている感じがありました。

画像は割とどのツールを使っても満足度が高かったです。

一方で、映像にこだわりたい人はKlingAIかRunwayがオススメです。

無料で試せるツールもたくさんあるので、試してみてください。

参考になったら嬉しいです♪

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