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こんにちは! 限界アラサーのnanaです。
先日、モデリングの参考書としてスカルプターのための美術解剖学を購入しました。
結論、3Dモデリングする上ではめちゃくちゃ参考になります。
資料を見て人体の構造を確認しながらモデリングしたい人にはオススメです。
しかし、細かい説明まで欲しい人や、すでに人体の基礎的な構造が分かっている人にはコスパが悪いと感じるかもしれません。
今回はスカルプターのための美術解剖学を購入して感じたことを正直にお伝えします。
スカルプターのための美術解剖学どんな本?
この本は他の美術解剖学本に比べて、文字が少なめで写真がメインのレイアウトになっていてます。細かい説明がない分、写真やイラストが大きく見やすいです。
大まかに人体を捉えられるような図解があり、彫刻家やフィギュア原型師など立体物を制作する人には非常に参考になります。
人体をしっかり学ぶ本というよりは、人体の資料という感じの本です。
実際使ってみた感想

実際私は粘土で立体物を制作する際に、この本を資料として参考にしていました。
この本が一冊あれば資料をネットで探す手間が省けるし、なにより手が汚れていても気にせず使えます。
パソコンやスマホで資料を映しながらの制作は手が汚れてると不便なんですよね…写真のような感じで、とっ散らかった机の上にボンッと置いて使ってました。
この本には人体全てのパーツの資料が載ってるので「鼻の形ってどんなふうだっけ?」と疑問に思ったときパッと開けるので作業効率も上がるような気がします。
本書をオススメする人
・基本的な人体構造を知りたい初心者
・立体物を作る人
・文字での説明よりも写真やイラストで理解したい人
スカルプターのための美術解剖学は造形力を鍛える最初のステップ本としてオススメです。

スカルプターのための美術解剖学より引用
本書には顔や体のパーツを丸や四角などの図形を使って表現されていたりします。
人間の造形は複雑なので細かい所に目が行きがちですが、丸や四角などのシンプルな形で人体を見て行くとリアルな人体に近づきます。
土台である大きな形がズレていたら、いくら細部を整えてもズレたままですからね。
スカルプターのための美術解剖学ではこのような簡素化したイラストが多くのっています。
イラストなどの平面系よりも彫刻、モデリングなどの立体系の人に参考になる図かもしれないですね。
本書をオススメしない人
・すでに基本的な人体構造を知っている人
・イラストレーターなど平面系の人
・人体を文字で理解したい人
すでに人体の造形力がある人には物足りない内容かもしれません。
また、イラストレーターなど平面系の人にも向いてないかもしれません。

スカルプターのための美術解剖学より引用
立体系(モデリングなど)だと写真のようなポリゴン?の流れなどの資料は参考になりますが、平面系だとあまり参考にならない資料のように思います。
口コミや評価は?

体の作りがとても把握しやすい表現をしている。
この本以外でも似たような人体解説・表現の画像などはネット上でちょくちょく見かけるがやはりまとまっている方が便利だし高い水準で表現してくれている。

イラストではなく造形の資料となるものが第一条件な方は本書が一番です。
値段は高いですが、フィギュア造形のステップアップにはこの分野の知識が必要不可欠です。
ステップアップとして考えた場合の効果は値段以上の結果をもたらすと思います。
Amazonレビューではかなりの高評価です。
わかりやすさ、みやすさが評価されている印象でした。
もっと理解を深めたい人はソッカの美術解剖学ノート
スカルプターのための美術解剖学よりももっと詳しく知りたい人はソッカの美術解剖学ノートを併用して読むと理解が深まると思います。
イラストなどの平面系の方にもソッカの美術解剖学ノートがオススメです。

ソッカの美術解剖学ノートより引用
ソッカの美術解剖学ノートは人体の細かい構造や成り立ち、名前まで詳しく説明されています。
これだけイラストが多いと難しい解剖学でも楽しく勉強できますよね。

ソッカの美術解剖学ノートより引用
手順にそって人体を描いていくようなアウトプットできるページもあり、しっかり人体構造を理解できると思います。
ソッカの美術解剖学ノートを一冊読めば解剖学は網羅的に学べます。
本を安く買う方法
スカルプターのための美術解剖学もソッカの美術解剖学ノートも値段が高めですよね。
本は新品でも中古でも中身が同じなので、私はいつもメルカリで最安値を探して購入しています。
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1000円以上安い値段で出品されている方もいるので、中古が気にならない人にはオススメです。
まとめ
・基本的な人体構造を知りたい初心者
・立体物を作る人
・文字での説明よりも写真やイラストで理解したい人
これらに当てはまる人には買って損はない本だと思います。
人体を制作する人には解剖学は必ず必要になってくる知識ですので、しっかり学んで制作に活かしていきましょう!
参考になれば嬉しいです♪
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