・AIを使う上で感じるモヤモヤとどう向き合うか?
・AIを使い自分はどう生きるのか?
ChatGPTを使い始めて1週間。
ブログ記事の作成、本の要約、画像生成――なんでも一瞬で作ってしまうAIの力を目の当たりにして、私はワクワクよりも“無力感”のほうが強く残りました。
なぜなら、自分がこれまで「仕事」だと思っていたものの多くを、AIが数秒で代替してしまったからです。
今回は、そんな体験を通じて私が考えた「これからの働き方」「AIとの付き合い方」「人間の価値の見出し方」について、まとめてみました。
目次
ChatGPTは私よりも賢い。でもそれ以上に考えさせられた
ChatGPTを使って驚いたのは、そのスピードと正確さ。
これまで人間が何時間もかけてやっていた作業を、AIは数秒でこなします。
- ブログ記事の下書き
- 本の要約や構成案
- アイキャッチ画像の提案や生成
どれも人間の手でやっていた時代からすれば「信じられない」レベルです。
しかし、それと同時にこんな気持ちも湧きました。
「自分がやってきた仕事って、全部AIに置き換わるんじゃないか?」
私は「作業系」の仕事を中心にやってきたタイプの人間です。
だからこそ、今まで積み上げてきた価値が崩れていくような感覚を覚えました。
正解だけを出すブログには、もう価値がないかもしれない
AIに「アクセスを集める記事って何?」「お金を稼げるブログって何?」と聞けば、即答してくれます。
でもふと、こう思いました。
「誰でも最適解にたどり着けるなら、わざわざ人のブログなんて読まなくなるのでは?」
実際にChatGPTはこう教えてくれました。
これからは「個人の体験・感情・視点」が価値になる。
たとえば…
- 「ChatGPTを使って感じた無力感と希望」
- 「クラウドワークスで副業してみたリアルな記録」
このような“生の経験”や“揺れ動く感情”はAIには真似できません。
つまり、これからのコンテンツは「正解」より「共感」が武器になる――そんな気づきがありました。
「編集者」思考でAIを使う。問いと設計は人間の役目
最初、ChatGPTで記事を丸ごと書いてもらうことに違和感がありました。
「これって、自分がやる意味あるのかな?」
「みんながAI使えば、自分のブログなんて読まれなくなるのでは?」
そんなモヤモヤを抱えていたある日、ふと気づきました。
「自分はライターじゃなく、“編集者”の立場でAIを使えばいいんだ」
雑誌編集者がするように、
- 「どんなテーマで書くか?」を決めて
- 「構成はどうする?」を設計し
- 「どこに、どう配置する?」を整えていく
AIは0→1を作ってくれるけど、「0」の部分――つまり“問い”や“意図”を与えるのは人間の仕事なんですよね。
そして、これからの時代は…
「上司に言われたことをやる人」ではなく、
「自分の理想の世界に向かって、AIをどう使うか考える人」
そんな思考回路へのシフトが必要になると感じました。
最終的に強いのは「面白い人間」
情報が溢れ、AIが最適解を出してくれる世界で最後に残るのは、
**「この人の話をもっと聞きたい」と思わせる“人間の魅力”**だと思います。
- 自分のリアルな失敗談や、素直な感情を出せる人
- 好きなことを突き詰めてる人
- 表現することを恐れず、自分の視点を持てる人
そんな“面白い個人”こそが、AI時代を生き抜く最大の資産になる気がしています。
まとめ:AIが賢くなる時代、「私」はどう生きるか?
ChatGPTを1週間使ってみて、便利さと同時に怖さや無力感も感じました。
でも、だからこそ**「人間にしかできないこと」**を深く見つめ直すきっかけになりました。
- 正解よりも、“共感”や“リアル”が価値になる
- 作業ではなく、“問い”や“構成”を作る人間になろう
- AIに勝つのではなく、AIと共に自分の理想を形にする
それが、AI時代のクリエイターに必要な視点なのかもしれません。
最後にひとこと
あなたが感じている「モヤモヤ」や「焦り」は、
きっと、これからの時代を切り開いていくための最初の感性です。
AIに振り回されず、AIを味方に。
その中心にある「私」という存在を、少しずつアップデートしていきましょう。
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