・インデックス投資がなぜオススメなのか?
・今年からNISAを始めた人が安心して継続するために知っておいたほうがいいこと
「今年からインデックス投資を本格的に始めました。」
…が、トランプ前大統領の関税発言などが影響し、株価は下がりっぱなし。
実際、私の投資資産も10%ほどマイナスの状態が続いています。
正直、最初は不安でした。
「やっぱり投資って怖いのかな?」
「始めるタイミング間違えたかも…?」
でも、そんな中で読んで心が落ち着いたのがこの1冊。
目次
投資初心者のバイブル『インデックス投資は勝者のゲーム』
この本、名前はちょっと硬いですが、内容はすごくシンプル。
書いたのは、インデックス投資の生みの親とも言える ジョン・C・ボーグル氏(バンガード創業者)です。
この本が伝えたいことは、たった1つ。
「市場全体に連動するインデックスファンドに、長期でコツコツ投資せよ」
しかも、なるべく低コストで。
これだけです。
この本から学べる5つのこと(初心者向けにわかりやすく)
① 個別株で勝ち続けるのはプロでも難しい
- 株を選んで利益を出し続けるのは、想像以上に難しい。
- 実際、プロのファンドマネージャーですら、市場平均に勝てないケースが多いです。
たとえば…
「10年連続で市場平均を上回るアクティブファンドはごくわずか」
② アクティブファンドはコストが高く、長期的に不利
- 手数料、運用報酬、売買コストなど、見えないコストがたくさん。
- 年1〜2%の違いが、30年後には数百万円の差になることも。
キーワード:「手数料は静かな殺し屋」
③ インデックスファンドは手堅く、低コスト
- S&P500や全世界株式など、市場平均に連動するファンド
- 「大きく勝たないけど、大きく負けにくい」
信託報酬も超低い(eMAXIS Slimシリーズなどは0.1%以下)
④ 長期で“居続ける”ことが一番の勝ちパターン
- 市場の上がり下がりに一喜一憂せず、ずっと続けることが大事
- 下がったときに買い増せば、将来のリターンはむしろ大きくなる
ポイント:「タイミングを読むな、“時間”で勝て」
⑤ 投資は“勝者がやめないゲーム”
- インデックス投資は派手じゃないけど、「やり続けた人」が勝つ
- コツコツ積み立てて、放置 → これが一番再現性が高い
名言:
「株式市場に勝とうとするのは、他人のミスを願うゲーム。
それよりも、市場全体の成長に乗るほうがずっと確実だ。」
どうして“今10%下がってても”大丈夫なの?
- 株価が下がっている=たくさん買えるチャンス
- 将来株価が戻ったとき、安く仕込んでいた分が大きく育つ
今は「未来の利益を仕込んでいる期間」と考えれば、気持ちが楽になります。
これから投資を始めたい人にこそおすすめな理由
・難しい知識や勉強はいらない
・忙しくても「自動で積み立て」しておけばOK
・投資初心者でも再現しやすい
インデックス投資を始める手順(超シンプル)
- 証券口座を開設(SBI証券、楽天証券などがおすすめ)
- つみたてNISAや新NISAを利用(非課税でお得)
- インデックスファンドを選ぶ
例:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、全世界株式(オルカン) - 毎月決まった金額を積み立て設定して、放置する
最後に:私自身の今の心境
始めたばかりなのに10%のマイナス。
でもこの本のおかげで、気持ちが落ち着きました。
「やっぱりインデックス投資は、勝者のゲームなんだな」
下がっている今こそ、焦らず淡々と積み立てを続ける。
この経験も、数年後には「あの時始めてよかった」と思える未来につながっていると信じてます。
『インデックス投資は勝者のゲーム』
気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。
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