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・初めての液タブ購入を考えている学生
・3Dモデリング用に液タブを探している人
3Dモデリングでもスカルプトで形を作る場合は液タブかペンタブがあると便利ですよね。
液タブはペンタブレットとしての役割以外にも、セカンドディスプレイとしても使えるので、パソコンやスマホの拡張画面的な役割としても使えます。
今回は初心者にオススメの安い液タブを中心にご紹介します。
目次
初心者オススメ安い液タブ4選
XPPen Artist 12セカンド (約2万~3万)
インチ・解像度 | 11.9型液晶パネル・1920×1080 |
筆圧のレベル | 8,192段階 |
色域・カラープロファイル | 127%sRGB |
対応os | Windows 7以降、mac OS X10.10以降、Chrome OS 88以降、Linux、Androidデバイス |
XPPenは中国のメーカーでコストパフォーマンスにすぐれています。
色域はsRGB127%で今回紹介する液タブの中で一番良いです。
HUION Kamvas 13 (約2万~3万)
インチ・解像度 | 13.3型・1920×1080 |
筆圧のレベル | 8192段階 |
色域・カラープロファイル | sRGB 120%≈Adobe RGB 92% |
対応os | Windows 7以降、macOS 10.12以降、Linux、Android 6.0以降 |
HUIONも中国のメーカーで、特にペンタブや液タブなどの分野で知られています。
こちらも色域は、より広い色域にも対応しているモデルでかなり良い性能です。
VEIKK VK1200 V2 (約2万)
インチ・解像度 | 11.6型・1920×1080 |
筆圧のレベル | 8192段階 |
色域・カラープロファイル | 72%NTSC/100sRGB |
対応os | Windows 7以降、Mac OS 10.12以降、Linux |
VEIKKは中国の深センと北京を拠点とするメーカー。
この性能で2万円台はかなりコスパがいいですが、色域は上記で紹介した2つの液タブより少し劣ります。
GAOMON PD1161 (約1万~2万)
インチ・解像度 | 11.6型・1920×1080 |
筆圧のレベル | 8192段階 |
色域・カラープロファイル | 72% NTSC/100sRGB |
対応os | Windows 7以降、Mac OS 10.12以降、Linux |
GAOMONも中国のメーカーです。
Amazonのセール価格で2万円台を切っていて、かなり安い液タブです。(2025年8月時点)
こちらも色域は上記で紹介した2つの液タブより少し劣りますが、とにかく安い液タブが欲しい!という方にはオススメです。
液タブの選び方
メーカー
・ワコム
日本のメーカー・歴史が古く液タブの日本シェアは広い
・ugee
中国のメーカー・コスパ良い・初心者向け
・XP-Pen
中国のメーカー・コスパ良い・初心者から幅広い層向け
・GAOMON
中国のメーカー・コスパ良い
・HUION
中国のメーカー・コスパ良い
安さにこだわるのであれば、中国のメーカーはとにかくコスパがいいです。
昔は安かろう悪かろうの印象でしたが、近年は全体的に性能も良く使いやすいです。
ブランドにこだわりがなければ、中国のメーカーで選んでみてください。
画面サイズと解像度
液タブの画面サイズは、11インチから32インチまで様々なサイズがあります。
大きいほど手の動きに余裕ができ、細かい描写も快適ですが、値段も高くなっていきます。
初めての液タブで予算を抑えたい方には11~16インチがおすすめです。
解像度は1920×1080以上のものを選びましょう。
筆圧レベルと描き心地(筆圧感知性能)
筆圧レベルとは、ペンを押す強さをどれだけ細かく感知できるかを表す数値です。
アナログ感覚に近い描画を求めるなら、筆圧レベルが8192レベル以上の液タブを選びましょう。
視差の少なさ・描画の遅延(レイテンシ)
視差とは、ペン先と実際に描かれる線とのズレのこと。
視差が大きいと描いていて違和感を感じやすく、精密な作業に支障が出ます。
また、レイテンシは描いた線が反応するまでの“遅れ”のことで、リアルタイムで線が出るかどうかに関わります。
これらが少ない液タブほど、ストレスなく快適な描き心地が得られます。
色の再現性(色域・カラープロファイル)
色の再現性とは、画面に表示される色の正確さのこと。
指標 | 用途 | 色の範囲 |
---|---|---|
sRGB | Web・一般用途 | 標準的 |
NTSC | 色域の比較用指標 | 中間〜広い |
AdobeRGB | 印刷・プロ用途 | 非常に広い |
sRGBカバー率90%以下:やや色が狭く、正確な色表現が難しい
sRGBカバー率99%以上:ほぼ正確な色表示が可能。Web制作やイラストに◎
sRGBカバー率100%以上:より広い色域にも対応しているモデル(AdobeRGBも含むことが多い)
NTSC 70%以下:簡単な作業向け。色の精度はやや低い
NTSC 72%程度:一般的な液タブの基準。Webイラスト制作には十分
NTSC 90%以上:プロ向け。印刷・映像制作など高精度な色再現が必要な人におすすめ
接続方法と対応OS
液タブを使うには、パソコンとの接続方法と対応OSの確認が必須です。
接続端子はUSB、USB-C、HDMIなどがあり、パソコン側に対応ポートがあるかチェックしましょう。
また、WindowsとMacで動作環境が異なる場合もあるため、公式サイトでドライバ対応状況を確認するのが安心です。
Android OS対応のモデルならスマホでも使えるのでスマホでも使いたい人は確認しておきましょう。
パソコンについて
液タブを使用するにはパソコンを用意する必要があります。
3Dモデリング(Blender・ZBrushなど)にオススメPCはこちら↓をご覧ください。
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